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  • 住まいのこと

2024 住まいづくり読本

今年最初の購入書籍は住まいづくり読本

タイトルは

「誰も教えてくれない家づくりのすべて」

2024年度版

 

本屋で時々最新の住まいづくり事情を仕入れるのですが
興味のあるのは結露とりわけ夏の高水蒸気圧による結露なのですが
この本の中の結露の項には

結露については冬の結露のみ

夏の結露については一行も書かれていません。

 

「家の作りようは夏を旨とすべし」とは
今をさかのぼること700年前「徒然草」のなかの一節

700年前既に夏の結露が意識されていたはずなのですが、
戦後の住まいづくりは、優れた先人の知恵を忘れ欧米化の影響からかいつのまにか冬向きの住まいづくりこそ
最善と考えられるようになって、冬の結露対策に終始するようになってしまっていました。

 

ところが地球沸騰化の時代に入り
ただでさえ高温多湿といわれた日本の夏は、
数年前から以前とは比較にならないほど異常なレベルの水蒸気圧を観測するようになってしまいました。

忘れかけていた「夏の結露対策」抜きに住まいづくりはありえない環境になってしまっているにも関わらず
書店の店頭ではいまだに結露は冬のままのようです。

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