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高炉セメント/CO2削減

住宅の基礎コンクリートに使われているコンクリートのほとんどは普通ポルトランドセメントですが、高炉セメントはご存知でしょうか。
製鉄所の廃材である高炉スラグを再利用することでCO2削減効果がありコンクリートとしての品質にも優れています。

資料はいずれも鐵鋼スラグ協会HPのものです。

鉄鋼スラグについて:鐵鋼スラグ協会 (slg.jp)

品質の第一は強度!

コンクリートの強度は工場で練り混ぜ始めから出始め、出方は最初は急に高くなり、次第に緩やかになって4週(28日)の強度を標準強度として品質の目安にしています。
下グラフはコンクリート圧縮強度と材齢になります。

普通ポルトランドセメントのコンクリートは早期に強度が高くなり、次第に緩やかに上昇4週を越してからの上昇は小さくなります。
一方、高炉セメントB種の場合は、普通と比較すると早期では強度上昇は遅いのですが、4週でほぼ同じになり4週を越してからも長期間強度が上昇します。

つまり4週強度は同じでも最終強度は高くなります。

強度だけでなく、ゆっくり固まるため発熱や収縮も小さいのでひび割れも起きにくくなります。

その上、塩害や化学変化にも強く耐久性も優れていて愛知県でもリサイクル資材として認定、推奨しています。

「アイディールの家」では現在高浜市で施工中の新築住宅基礎に高炉セメントを使ったコンクリートで施工中です。

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