水蒸気/住まいの天敵(その2)
ここ数年外気に含まれる水蒸気は目に見えて増加(水蒸気は目にみえませんが)、暮らしに深刻な影響をもたらしています。
下は、名古屋地方気象台の観測データーです。
2018年以前には名古屋で湿度100%はほとんどなく、95%を超すこともめったにありませんでした。
ところがこの数年しばしば、95~100%を観測。
今年の梅雨ではまとまった雨の日は当たり前に100%を観測されています。
かつて、梅雨の雨天でも湿度95%以上の気象はめったにありませんでしたが、2019年頃からはしばしば発生、最近は雨天ごとになってきました。
雷雨や豪雨が増えたのももちろんですが、暮らしの周りでは結露が頻発!
カビが増え!
結露による勘違い雨漏りも増えています。
その多くが夏に厚着した住まいづくりにあります。
冬は厚着で良いのですが、夏の湿気は厚着した断熱材に侵入、結露で湿気ってカビや木材腐朽の原因になります。
夏はダウンジャケットではNG!家は腐ります。
家はドライな空調服でなくっちゃ!長持ちしません。