都会の高台とは/9・8名古屋の豪雨を見て
9月8日東海地方を襲った記録的豪雨
名古屋では時間雨量104.5mmと
観測史上最高を記録しました

中日新聞HPより
報道を見ていて意外と感じたのは名古屋市内の冠水する場所が、栄、千種、東区など市内でも高台の都心部といわれる場所だったことです。
これまで冠水箇所とは、アンダーパスはもちろんですが、周辺に比べ低地になっている場所に周辺の水が集まって冠水するというイメージでしたが、
今回は高台の都心部で冠水が起きていたようです。
その理由を考えると

Googlemapより
都心部における低地とは道路、高台とは建物ということです。最近では都市計画上も都心部の容積率、建ぺい率の緩和が目立ち、敷地に対して建物の割合が大きく、空地の割合が小さくなって、空地の緑化もほとんどありません。結果、降った雨は全て低地である道路へしかも短時間に流入してしまいます。
名古屋市の都心部は日本でも道路率の高いことで知られていますが、
平坦な地形に時間100mmの雨ならMaxでも10cmの水深にしかなりませんが、ニュースではあちこちで30cmを超すような映像が流れています。
仮に道路率20%とすれば、周辺の建物から全て流れ込めば、50cmになり、排水が50%機能で計算上水深25cmになります。そこに高低差を加味すれば浅いところで10数センチ深いところは50cmというのもうなずけます。
いずれにせよ根本的に都市部の水の受け皿である緑の空地が不足しているということでしょうか。
雨水税・緑化減税
建ぺい率の高い建物は排水が多くなるわけですから何か負担があっても良いのではないでしょうか。
逆に緑化された庭などがある建物には緑化減税などで優遇すれば街の緑も増えそうです。