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流行!自動車と住宅/カーボンニュートラルで逆転

かつて乗用車といえば「セダン」でしたが、最近は「SUV」が取って代わる存在になっています。

その理由は、性能、実用性、デザイン・・・いろいろあると思いますが、ひとくくりにすれば多様性とでも言えそうです。

20年ぐらい前に何かの講演で「住宅の流行は、車の流行の7年遅れでやってくる」という話を聞いたことがあります。
自動車販売車種別トップは1900年代後半~2001年まで33年連続トップは「カローラ」でした。

住宅も大規模ニュータウンに見られるような3LDK、4LDKといった一定の規格型マイホームが主流でした。
2000年代に入ると「ヴィッツ」、「フィット」など少しコンパクト車がトップになり、住宅も5~7年遅れてローコスト住宅が出てきました。
車が大きく変わったのは2008年リーマンショックに伴う原油価格高騰をきっかけに、国内販売のトップは「プリウス」「アクア」などエコカーに変わりました。

住宅はといえばエコカーに遅れること7~10年ぐらいでしょうか?
2019年に省エネ住宅の義務化が決まっていましたが、先送りされようやく2025年度義務化という牛歩の流れです。

 

但し、省エネ化の流れはメインテーマがエネルギー問題から、環境の問題(CO2削減)へと意識が変わり、世界ではEV車化が大きな流れになってきています。
EVでは日本メーカーの立ち遅れが懸念されていますが、ことCO2削減という観点では、HV、PHVなどで優れる国産自動車はこの20年間で既に23%のCO2削減を達成していて、むしろ海外メーカーを上回っているほどだそうです。

それだけ国内メーカーのエンジン技術、HV技術の高さは群を抜いて世界の誇れるわけですが、それでも削減率23%で、カーボンニュートラルにはまだまだです。

 

一方、これまで車の後塵を拝してきた住宅ですが、全体ではまだまだかもしれませんが、「ZEH住宅」「LCCM住宅」となれば、既にカーボンニュートラルを飛び越して「カーボンマイナス」の域に入っています。

すごくないですか!

「アイディールの家」ではこの4年間ほど100%ZEHを達成!

今後は「LCCM住宅」を推進、社会全体の暮らしからカーボンマイナスの実現に取り組みます。
いよいよ暮らしのほうが車をリードする時代の幕開けです。

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