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  • 高気密・外断熱

防腐剤・防蟻剤は腐る家に使うもの/長持ちの家には不要

日本で長持ちの家に共通するのは

  • 木造であること
  • 防腐剤・防蟻剤不要であること
  • 夏向きであること

最近の住宅は、多くが木造でですがほとんどの家は「冬向き」で「防腐剤・防蟻剤」を当たり前に使います。
基礎廻りだけが多いと思いますが、工法によっては2階まで全て防腐処理なんて家も見かけます。

 

ここでよく考えると、
どうして防腐処理が必要なんでしょうか?

答えは簡単です!

そのままでは腐ってしまうから防腐処理が必要なのです。

なぜ腐るのかというと冬向きに造られているからです。

 

 

建築現場でこんなシートよく見かけます。

透湿・防水・防風シート

  • 防水だから雨は通しません!
  • 防風だから隙間風も通しません!

でも残念ながら透湿水蒸気は通してしまいます!

 

夏の外気は大量の水蒸気を含んでいてこのシートでは室内は外気と同じ高温多湿になり、下手に温度を下げれば、露点温度になります。
防腐剤は必要です!しかも基礎廻りだけでは不十分!

冷房する部屋があれば、2階まで必要です!

 

東海地方最古の木造建造物!即ち長持ち!

「国宝金蓮寺(西尾市吉良町)」
防腐剤・防蟻剤不要!

夏向きに造られているからです!
夏の湿気は通り抜けてしまいます。

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