電力不足にどう向き合う/太陽光+EV車+V2H+蓄電池
このところお客様から蓄電池やV2Hのお尋ねが目立ち
先日、太陽光の仕入れ先で、蓄電池やV2Hも取り扱っている東武商事(旧東武エナジーサポート)さんから説明を受けました。
その時の話では
今、東京の方ではV2HとEV車の引き合いが多くメチャクチャ忙しい!とのことで、直近1週間で30台のV2Hを設置したそうです。
その理由は2つあります。
一つは補助金のでる自治体が増えていること今一つは電力需給ひっぱくによる停電のリスク
今日6月26日にも電力需給ひっぱく注意報が東電管内に出されています。
この猛暑下に万一停電が起こったら、考えただけでもゾッとします。
できる対策は何か?・・・節電?
できる節電とできない節電があります。
確実な備えをするなら、結論は
「エネルギーを電力会社に依存せずに生活できるようにすること」
ですね。
電力会社に頼らない方法で、まず欠かせないのは「太陽光」など発電できる装置を持つこと
そして、次が蓄電ですが一般的な蓄電池の容量6~16kwhぐらいで家庭で1日に使う電力10~20kwhとしますとおよそ1日分の容量にすぎません。
何日も停電が続くとすると、コンスタントに充電する必要があります。
停電時に充電するには太陽光からということになります。
そして数日間持つ充電器というと世の中で身近に使えるものがEV車の電池というわけです。
因みに日産リーフは40と60kwh
同じく日産アリアは66と91kwh
トヨタbz4Xは71.4kwh
で一般家庭で数日間使うことが可能です。
停電に十分な備えをするなら
太陽光+EV車+V2H
EV車が動いてしまうというならこれに蓄電池を加えるということでしょうか
但しですが、蓄電池導入で金銭的に元がとれるかというとまだ無理というのが現実です。
システム全体のイニシャルは補助金をもらったとしても150~200万円かかりそう(小型なものは除く)
設備の耐用年数を考慮すると元をとるのは難しそうであくまで電力需給ひっ迫時の備えというのが妥当なところです。