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住まいの一番汗かくところ/それは床下空間

住まいで一番の汗っかき

夏の高温多湿な空気が充満し、露点温度が最も高い場所といえば、多くの家では、「床下空間」に外気を通気させています。

かつてはそれである程度の湿気対策になったかもしれませんが、近年の湿気は、日平均の水蒸気圧30pa超といった異常な水蒸気量となって露点温度が上がり、いたるところで結露しやすい環境になっています。

中でもこれまで床下空間は、無防備にというより積極的に外気を取り込む工法がほとんどです。

水蒸気圧30paを超すような外気を床下に取り込んだら、どうなるか。
多くの場合、温熱的に外気の影響が最も少ない床下温度は、外気温より低くなりがち。
その上、室内の冷房の影響を受ければ、最も結露しやすい環境であることは容易に理解できます。

その結果、北側にある洗面所やキッチンの床がぐわぐわになったり、湿気の多い日には床の表面で結露が発生し、廊下がべとついたりすることがあります。

こんな床下は、カビや腐朽菌、シロアリなどの温床となっているはずです。

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