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コロナと換気・・・換気は圧力差で行うべし

「アイディールの家」水鳥です。

 

3密を避ける・・・新型コロナ感染防止策の合言葉

この3蜜とは「密閉」「密集」「密接」ですが、住宅における「密閉」に関して「密閉」=「高気密」といった誤解をしばしば耳にします。
科学的な表現を使うなら「密閉」=「換気不良」と言い換えるべきでしょう。

 

ではくらしの中で適正な換気、良好な換気とはどうあるべきでしょうか。

窓を大きく開けさえすれば良いのでしょうか?
窓開けは確かに一定換気が期待できますが、あくまで風任せ!

無風で澱んだ天気には匂いが漂うようなこともあり、風向きによっては汚染された空気や悪臭が流れてくることもあります。

夏冬に冷暖房しながら窓を開放すれば、はなはだしいエネルギーロスになり、室内は不快になることもあります。
勿論、窓開けを否定するわけではありません。外気のほうが気持ち良いと感じる日には大いに開放するほうがいいでしょう。
でも昨今、そんなお天気は数えるほどになってきています。

毎日の快適な暮らしの中で、安定的に確実に換気できる方法とは、風任せでなく、圧力差で換気できることが必須条件になります。

病院の手術室やICU(集中治療室)などは、極めて清浄な空気環境が求められる空間ですが、そんな空間では第二種換気といって室内を正圧にして室外から空気が入らない換気をします。
室内外に圧力差を作って適正な換気をするわけです。

住宅における換気も理屈は同じです。室内外に圧力差を作って、初めて安定的で適正な換気が可能になります。
圧力差のできる住宅とは、高気密(C値5.0以下)というより超気密住宅(C値0.3以下)ということになります。

高気密といってもC値1.0以上のレベルでは室内外の十分な圧力差を作ることはできません。

安定的に適正な換気を行うためにはC値0.3以下の超気密性能が必要です。

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