間違った住まいづくりしてませんか?
そろそろ梅雨の気配も感じる季節いかがお過ごしでしょうか?
近年、梅雨から夏にかけては過去の気象にはないほどの湿気(水蒸気圧)が観測されています。
昨年名古屋の梅雨入りは5月29日でしたが、この日の平均湿度は95% 平均水蒸気圧は23.8hpa でした。
この日の夜には湿度100%を観測しています。
昨年はこの日を始まりに9月にかけて
何度も湿度100%を観測、90%ぐらいは当たり前でその結果、大気に温度差ができれば、直ぐに雲が発生
雨が降るたびに豪雨や雷雨といった荒天になるようになりました。
湿度100%とは
外気温よりわずかでも温度が低ければ、即結露!という状態で洗濯物なども全く乾かないコンディションです。
10年以上前こんな気象は全くありませんでした。
大気の水蒸気圧は天候だけでなく、住まいや暮らしにも当然大きな負荷をかけています。
床下や壁の中など見えない部分に大量の水蒸気が流れ込み室内で冷房など快適な環境を作ると、その裏では結露で重大な問題を起こすようになっています。
床下、壁体内はもちろん風通しの悪い北側収納なども要注意!
近年、住まいづくりは欧風化の影響もあり
その多くが断熱を重視した冬向きの工法が当たり前で夏の水蒸気圧には無防備になっています。
これらは全て外気の水蒸気に無防備な施工例です。
基礎パッキンも透湿防水シートも水蒸気を建物に取り込んでしまいます。
床下や壁体内で発生したカビ
これらは、水蒸気を取り込んだ結果発生したものです。
防腐剤・防蟻剤
木材がカビたり腐食したりすることを前提に薬剤で防止しようとしています。