福を運ぶ馬/新幹線を上回る信仰
高山に赴任している家内の姪から福を運ぶ「絵馬」が届きました。
馬頭観音の絵馬市で並んで手に入れてくれた福の神
馬の向きを尋ねられ夏にちなんで「サマー(左馬)」にしてもらいました。
玄関で家の中に駆け込む向きに飾るのだそうです。
右は同じく飛騨の民芸品「苦がサル」のだとか。飛騨の人はシャレがお好きなようです。
こちらは美濃加茂市飛騨川の川中にある馬頭観音!
(私見ですが)
馬の産地である山間地と馬の需要地である平地の中間で輸送に便利な川の近く。
馬の市が開かれるような場所に馬を祀る馬頭観音が置かれているのではないでしょうか。
馬は現代なら新幹線のようなもので貴重さは新幹線をはるかに上回る「信仰」レベルだったと考えられます。