夏向きの家条件
名古屋では8/15から今日9/2まで
19日間連続猛暑日が続いていて
気温で見る限りまだ秋は当分先のようです
気候変動は想像を超えるスピードで
私たちの暮らし方や住まいも根底から見直す必要に迫られています
住宅は近年「断熱重視」で
多くは「冬向きの暖かい家」が造られてきました
この数年の気候変動は、外気温が高くなるだけではなく
水蒸気圧(湿気)対策や
日射に対する考え方も根本から見直す必要があります
要するに「夏向きの家」でなければ
住宅が長持ちしませんし
省エネで健康的な暮らしもできなくなったのです
「夏向きの家」の条件の第一は水蒸気(湿気)対策
湿気のない部屋ならそれほど温度を下げなくても
快眠できます。
湿気がなければ、当然、部屋干しでも
洗濯物はよく乾きます
床下や小屋裏、壁体内などの見えない部分
(隠蔽部)まで通気できてドライな状態なら
構造木材も長持ちします。
構造木材がドライな環境に保持できれば
防腐剤や防蟻剤も不要!
長持ちしている文化財が証明しています!
これからの住まいは
冬も温かい「夏向きの家」に限ります